採血などの医療行為の必要がなく、簡単に何処ででも内視鏡カメラのように血管や血液の状態が観察できるシステムです。
左下薬指先の皮膚下毛細血管に、特定波長可視光線を集中照射し、マイクロスコープとCCDカメラによりモニター上に写し出します。
心臓から出発した血管は動脈から細動脈を経て毛細血管となり、指先の手前でUターンして細動脈から静脈を経て心臓へ戻ります。
指先の爪下の皮膚下にはヘアピンのような血管が1mm巾に8~12本あり、血液の状態により変形しその形状は、日々の生活習慣により、良くも悪くも変わります。
2週間程度で大きく変わり、体質改善の努力や不摂生が反映されます。
また、皮膚と毛細血管の間には細胞外液があり代謝不全等による老廃物が運動不足などによりリンパ管から排泄されなくなると、細胞外液が濁り移りが不鮮明になります。
東洋医学の定説により観察部位である薬指の左側が下半身、右へ行くほど上半身の状態を表すとされ、足から腰(前立腺・子宮・腸・腰椎等)→内臓→胸(呼吸器系や心臓)→肩と首から上等に分類し、異常血管や濁りの有無・色等により健康度を目視により推し量ることができます。
定期的な観察と記録でご自身の健康状態を観察し、健康維持にお役立て下さい。生体内部を非接触で覗く装置は非常に高価でCTスキャナーやPET・MRI・レントゲンなど億単位であり、一般での利用はできませんが血管美人なら気軽に利用できます。 学術的なバックグラウンドは慶応大学の(故)小川三郎著「毛細血管像と臨床」による研究が基となっております。